ブギ連

実は昨日エレクターズのワンマンがあってですね。僕も行きたかったんですけど、しかも行きつもりだったんですが、仕事で行けませんでした……ごめんなさいンゴ……

いや、行けると思ってたんですけど、発生してしまいまして……僕まだ半年も在籍してないので有給もありゃせんので……などと言う全くしゃらくさいことしか言えない……

そんな昨日から今日になりまして、何と今日はブギ練のライブを見に行きます。

※説明しよう！ブギ連とは！

沖が憧れてやまない甲本ヒロトと、伝説の日本のブルーズバンド、憂歌団のギタリスト内田勘太郎のユニットなのだ！！！

期間限定的なユニットなんでしょう。そらね、まぁね。音源があるだけ熱い。その音源を実家で無くしてしまって今回ちょっとしか聞いてないんですけど…

その中でもブルーズの有名曲のカバーみたいな楽曲ばっか（ブルーズっていうのはそういうもんで、オリジナルをカバーしてアルバムに入れたり、歌詞が違うとか、そういうもんなんです。）なんだと、思うし、というよりかライナーノーツにそんなこと書いてあった。

けど、そんなに元ネタが分からなくて、（ストーンズのブルーズカバーのアルバムが数年前に出てたけど、それもほぼほぼ分からなかった…今思うと、ヒロトはそれに触発されて今回の企画に至ったのでは！？その発端はあるのかも知れない……ブルーアンドロンサムというアルバムです。）

まぁそんな風にヒロトはブルーズも沢山知っててかっこいいなぁって思ってたんだけど、最近会社で落ちてからパクったR&BコンプリートCDガイドを読んでたら最初の方にマディウォーターズの記述があり、（やはりブルーズを聞くならまずはマディウォーターズなのかも知れない、ロックとの親和性もあるし）何か聞こうと思い、聞いたのが（ほぼ初聴（初聴という言葉はないのですか？））the conplete plantation recordingってアルバムです。

このアルバムさ、聴いてなかったんだけど実は、キャデラックレコード（マディウォーターズ時代のシカゴブルーズの伝記的映画、非常にオススメ）の最初のところで、ロバートジョンソン（ブルーズ界の聴重要人物、ドラゴンボールのブロリーみたいな感じか？）を探して彼の演奏の録音をしようと考えてた白人がいて、結局ロバジョン（ロバートジョンソンね）は死んでいて、だけど、たまたま農場にいたマディが録音に参加するっていうシーンがあるんだけど、それの音源が普通にあってね。それがApple Musicで聴けるとか、まじファンキー笑

で、それのトラック3の曲が多分ブギ連の元ネタっぽい、というか近い曲があるなって思った。

なんかさぁ、ブルーズって大した内容、もあるとは思うけど分かりやすくてエロくてゲスくてキツくて悲しくてシンドイ曲が多いから、まぁ歌詞にするとしょーもない曲多いと思われるのだが、それを俺が聴けるのって結構英語だからってあるんだよなぁ。

昔から思うんだけど、日本語のロックって洋楽のロックに合わせようと思うとちょっと間抜けな気がしてさ。ブギ連もそんな感じが実はしてる。（ここだけの話）

まぁそれは俺が日本人で英語がわからないからなのかもな。英語圏の人はブルーズとか下らねぇ笑 とか思ってるのかもしれないな。

ま、ブギ連の曲はヒロトと内田勘太郎の個人的な楽しみなものなんだと思う。音楽とはかくあるべき。日本語で歌うってのがヒロト的には楽で自分に嘘がなくて良いんだろうな。

内田勘太郎はとにかくブルーズに詳しいんだろうし、スライドギターもすげーカッコいいんだけど、分かんないけどこの人ってブルーズというかジャズみたいな感じの弾けるじゃん。それがカッコよくて憂歌団は実はボーカル木村より内田勘太郎のが好きなんだけど、今回のアルバムは本当にワザとくらいブルーズっぽいよね（3回くらいしか聞いてないけど）

で、ヒロトだよね。ヒロトって自分の中で最強のアルバム３つを上げてもらった時に、クラッシュの白い暴動、ブルーススプリングスティーンの明日なき暴走、そしてロバジョンのコンプリートレコーディングス（だったか？）を挙げてるのね。

あ、これ多分ブルーハーツの時。昔からブルーズが好きだったんだと思うんだけど、俺はね、ヒロトのハーモニカに憧れてブルーズを書き始めたのね。サニーボーイⅡ、リトルウォルター辺りは曲に出てるくらいだし。ヒロトがブルーズの事なんも隠してたら俺も何も聴いてなかったなと思う。

そんなヒロトが今になってブルーズやるんだから嬉しさしか無いわ。

そういえばクロマニヨンズも見に行きたいな……